鬱な現実~うつしぐさ~

うつ病者及びスキゾイド症者の語るしくじりだらけの人生

果てはまだ先なのか

健康ってなんだろう。

常に疲れているので、それが想像すらできなくなってきている。

 

2009年にうつ病発症。

以後、自宅療養。

体重が7キロ、8キロ減った。

食べる量は多分減っていないのに、肉がつかなくなった。

あたかも、体が生命維持を放棄したかのように。

 

療養を始めた時は、ひたすら部屋の片づけをしていた。

今考えれば、それがいけなかったのだと思う。

何かしなければいけない、そういう強迫観念から、自宅でできる最低限のこと=掃除にすがり付いた。

 

結果、休めずにいて、回復が遠のいた。

 

うつ病罹患者には徹底した休養が必要なのだと、ずっと後になってからわかった。

あの時うまく休めていれば、こんなにも長期間病んでいなかったと思う。

 

そして、もう回復する見込みすら見えない気がする。

11年間、何をして生きて来たか忘れてしまった。

 

あるのは、ただ空白。

何もない時間だけ。

 

そのことを悲しいとも、切ないとも思えないほどに、心が死んでいる自分がいる。