鬱な現実~うつしぐさ~

うつ病者及びスキゾイド症者の語るしくじりだらけの人生

2017-11-01から1ヶ月間の記事一覧

モテない人間の肖像:ケータイ編

モテたい。 恐らく誰もが持つ感情ではないでしょうか。 先天的に見目麗しく、人好きがして、輝くばかりの魅力をもって生まれた人でもやはり好きな人に好かれたいと思うかと。 病んでいる自分もやはりモテたいと思った時期はあります。 さらに病み、鬱全開の…

いじめの萌芽とその傷跡

いじめに最初に出会ったのは、よりにもよって中学校に入った初日でした。 といっても、被害者は自分ではなく、先輩。 見知らぬ先輩です。 果てない未来に思いを馳せ、夢に夢見た中学の入学式が終わった日の帰り。 希望に膨らんだ胸があっという間にしぼむ、…

たった一人の友達すらも

中学、高校とエスカレーター式の学校に通っていました。 ですから、高校に入学したと言っても、周りは同じ顔ばかり、ということにはなりませんでした。 というのも、そもそも中学だけで10クラスもあり、名前も顔も知らない人の方が多かったのです。 さらに高…

放課後のビスケット

うつ病になる前、つまり前世(のように感じられる時代)の話です。 この頃よく小さな頃のことを思い出します。 死期が近いから走馬燈まがいのものをよく見ているためなのかどうか。 小学生の時、四年生までは放課後学習というものがありました。 どういった…

認知行動療法実践編~そして大失敗へ~

半ば趣味として、半ば療養として行っていたラジオ投稿。 それが却って精神を追い詰め、鬱状態に追い込まれた心のありようを探りたいと、認知行動療法を実践してみたのが今回。 認知行動療法は、うつ病の改善の助けとなると、病院やクリニックでも積極的に取…

おにくと呼ばれる犬の思い出

「おにく」。 そう呼ばれる犬がいました。 小学四年生の時、スクールバスがいつも信号で停まる場所がありました。 その道に面した白い家の外階段の一番下で、真っ白な毛並みの犬が寝ていたり、辺りを見回したり、一点を見つめていたりしていました。 それを…

狂った音叉を持つ精神

自分のうつ病の症状を考える時、真っ先に浮かぶのが、くよくよが止まらないこと。 うじうじした気持ちがいつまでも続くのです。 健常者ならば、音叉をハンマーで打ってもやがては静まっていくように惨めな出来事、哀れな気持ち、受けたショックが消えてゆく…

101回目のプロポーズの功罪

モテない男性のバイブル的ドラマ『101回目のプロポーズ』。 自分が何度見ても飽きないドラマです。 ノベライズされた本も買い、本当の聖典として携帯していました。 そういえば、あの本、中学の時に色々な人に貸して、又貸しされて、返ってきたときはカバー…