鬱な現実~うつしぐさ~

うつ病者及びスキゾイド症者の語るしくじりだらけの人生

2017-07-01から1ヶ月間の記事一覧

レールのない人生の歩き方

学生生活を終えれば、ここから先はレールのない人生、みたいなことを言っている歌詞や小説や随筆、映画やドラマが多くあります。 一方で、レールのない人生をどう歩くかを教えているものは多くないように思えます。 自分も全然知りませんし、もし今一人いる…

人を容姿で判断する、その現実

高校までは男子校だったし、浪人時代は周りに女子はいたものの、ひたすら勉強をしていたので容姿について真剣に考えることはありませんでした。 うん、なかったはず。 あ、でも髪を茶色にしたりしたから、多少は外見を気にしていたのかもしれません。 なにぶ…

その食事、楽しいですか?

うちの食卓はいつも楽しくなかった。 主な理由は父親なのだけれど。 いい年になって、まだ親のことを言うのも何かな、とは思いますが、言います。 子供の頃、食事時にはテレビを見ていました。 上の二人の姉との間には、今は懐かしいチャンネル争いもありま…

別れ 後編

英語の授業で話したことをきっかけに、一緒に遊びに行ったり、飲みに行ったり、休日はバーベキューをしたり、なんてことはありません。 A君とはあくまで英語の授業のパートナーでした。 それでも、授業が始まる前の五分くらいや、終わった後に教室を移る際並…

別れ 前編

「さよなら」 薄く涙を浮かべた彼女はそう言って、長い髪をはためかせながら後ろを向いた。一度も僕を振り返らず、小さな背中は人並みの中に消えていった。 そんな別れ。 ありませんでした。 考えてみれば、人と正式に別れた記憶がありません。 死別は別とし…

移り変わる時代に

昭和の終わりごろに生まれ、平成を生きています。 と言っても、昭和の時代をあまり覚えていません。 昭和の終わり頃に生まれたので。 そういえば、昭和から平成に変わった時に、当時通っていた小学校の校長が「君たちは昭和、平成、そしておそらくその次の年…