鬱な現実~うつしぐさ~

うつ病者及びスキゾイド症者の語るしくじりだらけの人生

日記

果てはまだ先なのか

健康ってなんだろう。 常に疲れているので、それが想像すらできなくなってきている。 2009年にうつ病発症。 以後、自宅療養。 体重が7キロ、8キロ減った。 食べる量は多分減っていないのに、肉がつかなくなった。 あたかも、体が生命維持を放棄したかのよう…

運命の顔

鏡というのが、あまり好きではない。 変な顔だから、というわけでも、ある。 うん、そう。 でも、それだけじゃなく、見ると不安になるから。 不満にも思うし。 不快にも。 不がつくもの、全部当てはまる勢い。 でも、とりあえず一番目の不安の理由。 何とい…

文章に溺れたい

前回車のことを書いたせいか、その日の夜に運転していたら駐車禁止で捕まる夢を見た。 我ながら、なんという単純な頭の構造か。 じゃあ、楽しいことを文にすれば、その日の夜は楽しい夢を見られるのかと。 そんなことを思いながらも、今自分が楽しいと思える…

気力消失

新コロナが怖い。 なんでも、肺の病気って医者が一番罹りたくないそうな。 とても苦しそうだから、見ていられないとか。 死ぬのは、うん、仕方ない。 でも、自意識からでない苦しみを受けて死ぬのはちょっと……。 うつ病者なら、死ねればどんな死に方でも構わ…

空へ放つ

元気な人が元気じゃなくなっていく様子を見るのは、痛々しく感じる。 届かないけれど、応援したくなる。 一方で、うつ病の人が、やたらと元気な活動報告をしているのを見ると、うとましく感じてしまう。 躁鬱の躁じゃないっぽいと、なおさらに。 同族嫌悪と…

富士フィルムのあれ

ネット上で話題に、というか、炎上していた富士フィルムのCM。 カメラマンが通りすがりの他人をいきなりカメラで撮影するという。 自然な表情が撮りたいからとかなんとか。 それはカメラマンの論理であって、一般人の論理とは全く異なっている。 そういう…

会話がない

// 中高と、友達がいない期間が続き、卒業すれば人との付き合いも自然とできるようになると漠然とながら考えていた。 けれど、次のライフステージであった予備校ではやっぱり友達などできはせず。 口を開くと言えば、チューターさんとの会話でだけだった。 …

キーボードに勝つ子育て

// ノートパソコンを使っていて、どうも手首が痛いと思ったので調べると、腱鞘炎気味になっているよう。 対策は、手首を休ませるか、手首に優しいキーボードを使うかのよう。 後者を選択。 色々調べていて、キーボードにも色々あるんだな、と。 その中で、良…

// 優しさにも強さが必要なのだと。 優しくて強い人が頼りになる、とかの話ではなく。 優しさを出すためには、精神的な強さも必要なのじゃないかと。 優しくしたくても、体力的、精神的に無理があって、出来なくて、それで後悔することがとても多い。 このま…

社会からの一本道

うつ病になった時の職場をどうやって辞めたのか、記憶が曖昧なまま今に至る。 辞表を書いた覚えはないし、お世話になりました、という挨拶をした覚えもない。 でも、その日老人ホームで食べたサラダのようなお寿司のことは覚えている。 腕のいい調理師が在籍…

道を歩いて考えること

// 母校の高校に通った道を散歩してみる。 道沿いの店のいくつかは入れ替わり、いくつかはずっと変わらずに営業している。 どちらかと言えば前者の方が多い。 でも、雰囲気が変わったと思わない。 穏やかで、静かで、平日の昼には眠気を催すほどに平和な町並…

命の線を信じること

生命線が、ぶった切れている。 水や食料などのライフラインではなく、手相のことです。 左手の「て」を鏡写しにした形の、二画目、縦の線を生命線というのですが、それが途中で切れているのです。 そしてその途切れた場所から五ミリほど離れたところから、続…

8センチのジェネレーションギャップ

どういう意識機能の働きなのか、うつ病だと診断され、療養を始めた時に一番熱心に行ったことは持ち物を片付ける事でした。 整理整頓はもとより、不要に思えるものを徹底的に捨てたり売ったり手放したりしました。 本も、漫画を含めれば二千冊くらいは売った…

粗大ごみの出し方

四度にわたってコンプレックスを取り上げてきました。 克服できたもの、未だ続いているもの双方在り、書いていると憂鬱になるものもまたあります。 それでも、まだまだコンプレックスはあります。 とはいえ、さすがに連続して生傷に針金を突っ込んでかき回し…

トイレに行けない

この頃は過去のことばかり書いてきたので、現在に問題が無くなったのかというともちろんそんなことはなく。 現在が問題だらけで、目をそらすために記憶を探っていたという事情もあったりします。 特に最近あったことと言えば、トイレに行けない事件。 うつ病…

涙の理由を知りたい2

その意地悪な人は本当に意地悪で面喰いました。 今までの人生で出会ったことがない人種でしたから。 でも、それは自分の運が良かったからなのだと後で知ります。 世の中、それくらい性格悪い人が満ち満ちていましたから。 それを感じ取れる自分の性格だって…

鍵の掛けられた鞄

教師からすると、いじめはどう見えているのだろう? 考えると、厄介な問題です。 いじめっ子に対して頭ごなしに「いじめはやめろ」と言っても聴くような耳を持っていないでしょう。 さらには、表面上いじめが無くなったかに見えて、実は裏で、以前よりもいや…

人もうつりかわり その2

人には裏表がある。それが現実、それは真実だった。 健康な時でもそう思い知るのは胸に来るものです。 けれど、自分はそれを、うつ病が重くなっている時にも経験しました。 被害妄想が誇大になり、ただでさえ落ち込みやすくなっている時です。 相手はことも…

閉ざされた世界の大きな罪(後編)

それは小学五年の時だったと思います。 もしかしたら、「いけないこと」を意識的に行ったのはこの時が初めてだったかもしれません。 買い食い。 文字にすると、下卑た、裏社会的な風に表される気がします。 が、おなかが空いた時、ものを買わずに食べる方法…

その食事、楽しいですか?

うちの食卓はいつも楽しくなかった。 主な理由は父親なのだけれど。 いい年になって、まだ親のことを言うのも何かな、とは思いますが、言います。 子供の頃、食事時にはテレビを見ていました。 上の二人の姉との間には、今は懐かしいチャンネル争いもありま…