鬱な現実~うつしぐさ~

うつ病者及びスキゾイド症者の語るしくじりだらけの人生

2017-12-01から1ヶ月間の記事一覧

X大学のこと5

資格学校のアルバイトでも忘年会がありました。 働いている総人数が少ないためか、正職員とアルバイト職員との壁はそう高くなかったような。 だから、飲みの場はフレンドリーな雰囲気で進行していきました。 が、二軒目に移った時から雲行きが怪しくなります…

X大学のこと4

「仕事には慣れてきた?」 ある日資格学校の事務方トップ、事務長にそう訊かれました。 「ええ……、なんとか」 自分が語尾を濁すように言うと、事務長は顔を曇らせました。 「何か気になることがある?」 なおも尋ねる彼に、自分は「……いえ、特には」と答えま…

X大学のこと3

その資格学校は、事務の職員が五名おり、講師は常駐しておらず皆どこかから通ってきているようでした。 自分たちは事務方のアルバイトとして働いており、日によって人数はまちまちなのですが、全体で六人くらいはいたと思います。 全員が学生で、内訳はX大学…

X大学のこと2

自分に関わるX大学の人間。 なぜか癖のある人が多かった。 癖のないX大学出身者だっているだろうに、なぜかそういう傾向にありました。 大学の頃、我ながら沢山のアルバイトをしたと思います。 肉体労働から頭脳労働まで。 具体的に言えば、引っ越しの手伝い…

X大学のこと

何故だか、X大学の人と因縁があります。 それも、良いと言えない因縁が。 うつ病を発症した時の直属の上司がやはりX大学出身者でした。 とはいえ、決定的に悪い人と言うのはおらず。 ただ、自分を悪い方向へ向かわせた時に、そこに関わる人がX大学出身者が多…

怒ることに慣れていない

どう怒ったらいいのか。 日々小さな苛立ちはありました。 今もあるのでしょうが、鬱の靄の中でまさに雲散霧消状態。 喜怒哀楽の感情を感じることも出来なくなって来ています。 そもそもが感情に起伏の少ないスキゾイド型人間です。 鬱でありながら悲哀を直に…

米という漢字は八十八に

このところ連続で取り上げてきた本屋のアルバイト先にいたTさん。 しつこいと思われるかもしれませんが、今回も彼に関わるお話。 社交性があり、誰とでも仲良くなれるという特質を持った彼です。 誰とでも仲良くなれるということは、四方八方へ気を遣ってい…

別れの記念品の価値

誰にでも積極的に声を掛け、誰とでも仲良くできる人がこの世にはいます。 神に愛されたそういう人種が。 前回登場したTさんもその一人でした。 もっとも、そういった人にだって欠落した部分はあります。 時々何の欠点もない完璧超人がいて唖然とすることもあ…

モテない人間の肖像:ケータイ編その2

とことん異性との繋がりがない自分です。 今も、過去も、おそらくこれからも。 そんな話を前回に引き続いてしてみましょう。 学生時代、様々なアルバイトをしましたが、一番長かったのは本屋の仕事。 期間が長いだけあって、いろいろな人と出会い、別れまし…