鬱な現実~うつしぐさ~

うつ病者及びスキゾイド症者の語るしくじりだらけの人生

価値観(歪)

年賀状と性交

正月にまつわる事柄がとにかく苦手でした。 そりが合わない父親と普段は没交渉なのにその日だけ家族ごっこをしないといけないことや、和やかというより弛緩しているとしか思えない世間の空気、美味しいのかそうでないのか、ありがたみ故に味がよく分からない…

可哀想の価値観

女性に対して「どうしてそんなに醜いんですか?」と口走ったK君。 問題行動はそれだけではありません。 お喋りが好きで、講義を遠隔録画する部屋でもずっと喋っていたような。仕事中にも関わらず。 そんなある日、彼は髭についてのことを話題にしました。 「…

米という漢字は八十八に

このところ連続で取り上げてきた本屋のアルバイト先にいたTさん。 しつこいと思われるかもしれませんが、今回も彼に関わるお話。 社交性があり、誰とでも仲良くなれるという特質を持った彼です。 誰とでも仲良くなれるということは、四方八方へ気を遣ってい…

別れの記念品の価値

誰にでも積極的に声を掛け、誰とでも仲良くできる人がこの世にはいます。 神に愛されたそういう人種が。 前回登場したTさんもその一人でした。 もっとも、そういった人にだって欠落した部分はあります。 時々何の欠点もない完璧超人がいて唖然とすることもあ…

教師だからといって

かつて、深夜番組で貧乏生活をしている方のお宅へ訪問し、その生活法を面白おかしく放映するものがありました。 少ないお金でどれだけ楽しく暮らすか。 貧乏なのはお金だけで、生活者のその潤沢な発想に驚いたり感嘆したりすることもあり、また、ただ単にそ…

ラーメンの味は好き

好きなのに、体が拒絶する。 そういうことって、あります。 例えば猫好きの猫アレルギー持ち、寒さ好きの寒がり、などなど。 自分の場合、アレルギーはないのですが、ラーメンがそれに相当するかと。 味は好きです。表題の通り。 ですが、麺という形状が苦手…

価値を置く場所(後編)

居眠り運転をしてしまった場所は片方が崖のところと書きました。 幸い自分が走っていた方は、崖の谷底側でなく、斜面側だったのでガードレールにこするだけで大事には至りませんでした。 それ以後はさすがに用心深くなり、眠気が来そうな時は車に乗らないよ…

価値を置く場所(前編)

自分にとって大切なもの、大事なもの、自身の柱となるもの。 いざ考えてみると、これだ、と特定できるものはなく。 自分が価値あるものと認めているのは、物質世界にはない、ような気がします。 何が欲しいという物はなく、何がしたいかということも、特にあ…