鬱な現実~うつしぐさ~

うつ病者及びスキゾイド症者の語るしくじりだらけの人生

2020-01-01から1年間の記事一覧

トランクスか昆虫か

今年ほど梅雨が長いと感じた夏はなかったように思う。 しかもまだ終わってない。 週間天気予報を見ると、まだまだ終わりそうにない。 暑いのは苦手なので、梅雨はどちらかといえば好きな方だったけれど、さすがにこれだけ長く続かれると澄み渡った空が恋しく…

小学生時代

追想だけが今の救い。 思い出だけで生きているような。 それも、大人になってからの記憶じゃない。 子供の時、主に小学生時代のこと。 いや、主にじゃない。 小学生時代のことだけを考えている。 その時が全部よかったわけじゃない。 失敗作の人間だから、子…

果てはまだ先なのか

健康ってなんだろう。 常に疲れているので、それが想像すらできなくなってきている。 2009年にうつ病発症。 以後、自宅療養。 体重が7キロ、8キロ減った。 食べる量は多分減っていないのに、肉がつかなくなった。 あたかも、体が生命維持を放棄したかのよう…

いじめられる方が悪い?

いじめについて、いじめられる方に原因があるという説には絶対的に反対なのだけど。 ふと思い出したことがある。 高校一年の秋。生物の授業の時。 十月なのに、いきなりセミが一匹鳴きだしたことで、時期すらもはっきり覚えてる。 特にその日が暑かったから…

異端者の果て

思えば、小学生の時にクラスにオカマが二人いた。 中学生の時にはホモが一人。 そういうのが当たり前だと思っていたから、その後の人生で特殊性愛者を見ても、「ああ、そうなんだ」としか思わない。 これでもし、過去にオカマもホモも身近にいなかったら、も…

心と体

うつ病も、十年目に入るのか。 一番つらいのは、身体症状だと思っている。 怠い。 とにかく、心身がだるくてたまらない。 と思うと、ある日は病気がなかったのように体が軽くなることはある。 心はずっと重いままなのだけれど。 そして、そんな日に調子に乗…

運命の顔

鏡というのが、あまり好きではない。 変な顔だから、というわけでも、ある。 うん、そう。 でも、それだけじゃなく、見ると不安になるから。 不満にも思うし。 不快にも。 不がつくもの、全部当てはまる勢い。 でも、とりあえず一番目の不安の理由。 何とい…

文章に溺れたい

前回車のことを書いたせいか、その日の夜に運転していたら駐車禁止で捕まる夢を見た。 我ながら、なんという単純な頭の構造か。 じゃあ、楽しいことを文にすれば、その日の夜は楽しい夢を見られるのかと。 そんなことを思いながらも、今自分が楽しいと思える…

鬱の順番

2009年3月にうつ病発症。 違うか。 発症はもっとずっと前で、診断されたのがその3月。 うつ病チェックリストを見せられて、ほとんどの項目で最悪な状況にチェックを入れたら、「あんた働ける状態じゃないよ」的なことを言われ。 またまたー、こうして働いて…

生きている証

期待されると、裏切る。 裏切るつもりはなくても、実力が出ない。 というか、そもそも実力がない。 そこはノリで乗り越えてきた気もする。 だからダメなのだと。 学ぶのが遅過ぎた。 でも、気付けたからいいとする。 いや、いいとしたい。 できればいいな、…

ひっそりと

他の人に影響を与えたくない。 そういう思いが常にあった。 自分に自信がないのに、他者の言動を変えさせるような資格はないのだと。 何かを勧めても、本当に相手がそうしてしまうと、いつもドキドキしていた。 「良かったよ」 そう言ってくれても、気を遣っ…

気力消失

新コロナが怖い。 なんでも、肺の病気って医者が一番罹りたくないそうな。 とても苦しそうだから、見ていられないとか。 死ぬのは、うん、仕方ない。 でも、自意識からでない苦しみを受けて死ぬのはちょっと……。 うつ病者なら、死ねればどんな死に方でも構わ…

空へ放つ

元気な人が元気じゃなくなっていく様子を見るのは、痛々しく感じる。 届かないけれど、応援したくなる。 一方で、うつ病の人が、やたらと元気な活動報告をしているのを見ると、うとましく感じてしまう。 躁鬱の躁じゃないっぽいと、なおさらに。 同族嫌悪と…

かんしょく

年末に十年ぶりくらいにポテトチップを食べて、その美味しさに感激。 ついつい一袋完食してしまうほど。 そういえば、大学で教員サークルに入っていた時、中華街に行くという、今では考えられないアクティブな行事に参加したことがある。 三年生の先輩カップ…

富士フィルムのあれ

ネット上で話題に、というか、炎上していた富士フィルムのCM。 カメラマンが通りすがりの他人をいきなりカメラで撮影するという。 自然な表情が撮りたいからとかなんとか。 それはカメラマンの論理であって、一般人の論理とは全く異なっている。 そういう…

きっかけさえあれば

何がつらいかと言うと、言葉が出てこないこと。 こういう症状は、うつ病の最盛期にもあった。 老人ホームで働いていた時、デイサービスで来た利用者の連絡帳に、「今日〇〇さんは、××をして過ごしました」といった簡単な文章すら書けなくなった。 脳が働いて…