鬱な現実~うつしぐさ~

うつ病者及びスキゾイド症者の語るしくじりだらけの人生

日常にトイレのある風景(前編)

 

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前回、トイレで食事をしていたとの話をしました。

考えてみると、自分はトイレには強い思い入れがあります。

というか、下半身に問題があり、日常的にトイレを意識せずにはいられないからです。

 

そうは言っても、過敏性腸症候群といった深刻な症状を持ってはいません。

ただただ頻尿なだけです。

病的なほどの回数、トイレに行きます。

 

だから、ある建物、それが何の目的に建てられたものにも関わらず、まず初めに自分が意識するのは、どこにトイレがあるかということです。

長年そうしてきたからか、今では初めて行く施設でも、凡そのトイレの位置はドアを入ったところで推測できるようになりました。

きっと水回りについては建築技術か、あるいは風水かでどこそこに作るように、という法則があるからかもしれません。

ちょっと調べると、トイレは風水においてどの方向にあっても凶相とのこと。

汚れた水が陰の気を集めてしまうからと。

強いて言えば、鬼門である北側にあるのはもってのほかだそう。

風水はあまり信じていませんが。

 

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どれくらい頻尿かというと、用を足して一分経たずに尿意を催すほど。

学生時代の、例えば試験前なんてもっと大変です。

用を足して手を洗いに行こうとする途中で、またすぐ強い尿意が襲ってきます。

そして、また出すのですが、出ないと思いきや、出るんです。

だから、ここでは残尿感があるということもできません。

感ではなく、本物の尿が残っているのだから。

 

とはいえ、何十回も行けば、最後は一滴、二滴になります。

ならなきゃ怖い。

それからやっと残尿感との戦いになるのです。

試験が始まるまでソワソワしっぱなしです。

試験が始まって落ち着くかと思いきや、そんなこともなく、途中でトイレに行かせてもらうことも何度かあしました。

学生時代や、就職試験の時にです。

就職の筆記試験の際は、トイレにケータイを持ち込ませないよう試験監督の付き添いがありました。

さらにトイレの前でケータイを預けなければなりません。

データの中で、メールとか見られるとまずいので急いで用を済ませます。

急ぐから、残尿感は取り切れないまま。

悪循環です。

 

そんなだから、トイレから離れた生活は考えられません。