移り変わる時代に
昭和の終わりごろに生まれ、平成を生きています。
と言っても、昭和の時代をあまり覚えていません。
昭和の終わり頃に生まれたので。
そういえば、昭和から平成に変わった時に、当時通っていた小学校の校長が「君たちは昭和、平成、そしておそらくその次の年号になるまで生きていくと思います」という文言からの朝会を行った気がします。
その時は、そんな未来なんてまだまだ先だから見当もつかないと思っていましたが、現実になりそうです。
あの校長先生はきっと平成の中で死んでるんだろうな、と推測します。
確か定年で、その朝会を執り行った次の年には退職していたはず。
当時の定年は60歳か65歳か。
確か変わったんですよね、定年。
全社会的に、65歳に引き上げられたはず。
調べればわかりますが、話が長くなるので取り上げません。
そう、つまりあの時60歳か65歳で、それから約30年経っているので、今校長は90歳近くです。
生きているかな?
嫌な先生ではなかったので、生きているといいな、とは思います。
昼休みには校内放送を使って昔話を朗読してくれたりしました。
「ごんぎつね」とか、その辺です。
でも思えば、あの校長、特に何かの教科を教えていたのでもなく、何をしていたんだろう?
他の小学校だと校長も授業をしたりするのだろうか?
身内ばかりの学生生活を過ごしたので、他の学校のことは全く知りません。
友達もいないし。
それに、自分も本当に校長が授業をしていなかったか、覚えていないのです。
昔過ぎて忘れてしまいます。
忘れたくないことも忘れていく。
それが切なくて、寂しくて。
忘れたい過去の方がむしろ多いのですが、敢えて人生を振り返ってみよう。
それがこのブログを立ち上げた理由です。
未来のことはきっと書きません。
昔を懐かしむための、自分による自分のためのブログになる気がします。
時代のうつりかわりに自分が何を思い、何を考え、何の行動を選んだのか。
書いていこうと思います。