人間嫌いの看板
「死にたい」という気持ちの裏側には「幸せに生きたい」という気持ちが本音としてある。
生に達観しているけれど、そう突き詰めて考えると否定できない心がある。
人付き合いにおいても、本当は人とうまく接して仲良くしたいとの気持ちがないわけじゃない。
でも、どう努力しても出来なかったから、人間嫌いという看板を背負って生きている気もする。
そういうことって結局は逃げなわけで、どこまでも逃げていられる社会ではないから割合きついことが多い。
いや、きついことばかり。
それだから余計頑なになってしまっているのかもしれない。
肩の力を抜けばいい、そう言われることも多い。
でも、否定され続けた人生という下地があると、肩の力を抜いて地の自分を出す勇気ってなかなか出ないもの。
もどかしい。
ただただもどかしい。