鬱な現実~うつしぐさ~

うつ病者及びスキゾイド症者の語るしくじりだらけの人生

女教師のハイヒールキック

 

小学校で、「窓から飛び降りろ」、「今日までは34人学級でしたが、明日からは33人になります」と教師が言って問題になった事件。

あれは、誇大に報道されていて、事実をかなり大袈裟にしていて、学校側は結局問題としては取り上げなかった、らしいですが。

自分はネットでそれを知ったけど、マスコミ側はその後の経緯を明らかにしていないような気がします。

とすると、教師について悪い感情を持ったままの人も多く出てくるでしょう。

 

ところで、ふと思い返してみると、自分が小学生だった時は、上記のような文句を口にする教師なんてざらだった気がします。

と、書いた時、「ざら」ってなんだろ?との疑問が。

調べると、ざらというのは、江戸時代の一文銭のことを意味しているとのこと。庶民でも誰でもその一番安いお金は持っている、つまり、ありふれているもの、ということから、当たり前にあるものという意味になったそう。

そう、暴言とか暴力とか、結構ざらにありました。

いや、小学生の時に暴力を奮う先生はさすがにいなかったかな。

 

けれど、中学の時にはいました。

女教師にも。

割に若くてきれいだけれど、化粧も派手でボディコンみたいな服を来ている女性がいました。

その彼女が履いているのはいつもハイヒール。

校舎内でもです。

だから、彼女が繰り出す蹴りは「ハイヒールキック」と言って生徒の間では有名でした。

そんな風に誰もが言っているくらい、暴力はありふれたものだったのです。

 

小学生の時に話を戻すと、人間的にどうだろう、という人が先生として働いていたのも事実。

暴言を言っていた人もいるけれど、すぐに思い出せず。

思い出せるのは、やはり女教師です。

でも、その人は暴力や暴言ではなく、服装がとんでもなかった。

英語の先生だったと思うのですが、思い返してみると、自分が小学生の時って英語の授業は必修じゃなかったはずなんです。

しかも、まともに習った記憶がありません。

その女教師もごく短期間しかいなかったはずですし。

 

彼女が何をしたか。

服装なんですが、網目の粗いセーターを着てきたんです。

それだけならいいんですが、というか、それだけだったのが問題だったのでしょう。

本当に上半身はそのセーターだけだったのです。

目が粗いから、その下まで透けて見えます。

そう、胸が思いっきり見えるのです。

乳房から、乳首まで余すところなく。

 

確か自分は小学五年生くらい。

性のとば口にいました。って、この「とば口」は入り口という意味なんですが、関西ではあまり使われていないようですね。

ともあれ、胸は意識します。

隣の席のもっちゃんも、「おい、あれ」とこちらの脇を突いてきます。

教室中ざわつきました。

そんな空気に気付いているのかいないのか、授業を進める女教師。

次週にはいなくなっていました。

 

親サイドからクレームが入ったのか、教師間で問題になったのかわからないけれど、網セーター透け透けおっぱいという鮮烈な印象と共に風のように去っていったのは事実です。

 

とんでも教師、いたものです。

今、いて欲しいものです。目の前に。