鬱な現実~うつしぐさ~

うつ病者及びスキゾイド症者の語るしくじりだらけの人生

うつ病の治療で大事なこと

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あれを書こう、これを書こう、と生活の中で色々とネタは思い付くのだけれど、いざ記事にしようと思うと、「なんだったかな」と思い出せないことが多々あり。

記憶力と注意力、集中力が失われてしまっている。

それがうつ病によるものなのか、加齢によるものなのか。

一番怖いのは、その両方が組み合わさっていること。

これは嫌だ。

 

かといって、脳トレをしようとは思えない。

うつ病発症当時、今のようにやはり脳の動きがおかしくなり、このままではいけないと思った。

だから、ニンテンドーDSを手に入れて、昔人気のあった脳トレソフトで特訓したのだけれど、これが実は脳にダメージを与えており。

うつ病だとはその時気付いていなくて、脳を鍛えれば脳の働きは良くなるはずだと思っていたのが裏目に出た。

血まみれで走っている馬に鞭をくれるような仕打ちをしたようなものだった。

脳を休ませなければいけないのに、「働け、働け」とビシビシ打って。

 

結果、加速度的に悪化してしまい、二三行の文章すら書けなくなった。

本が好きなだけで文学部に行った自分としては、文章を読めない、書けないというのが一番つらく。

その時に、もうダメだ、と思ったのを覚えている。

それでもまだうつ病とは気付けず、人生がダメなのだと思った。

あの時、命の瀬戸際はとても近かった。

簡単に向こう側に行ける気もした。

 

うつ病の治療で何が一番大事か。

振り返ってみてわかる。

休養だ、と。