鬱な現実~うつしぐさ~

うつ病者及びスキゾイド症者の語るしくじりだらけの人生

鬱の順番

2009年3月にうつ病発症。

違うか。

発症はもっとずっと前で、診断されたのがその3月。

うつ病チェックリストを見せられて、ほとんどの項目で最悪な状況にチェックを入れたら、「あんた働ける状態じゃないよ」的なことを言われ。

またまたー、こうして働いているじゃないですか、と反論したけど、今はわかってる。

あの時は働けているどころじゃなかったことを。

 

周りに滅茶苦茶迷惑を掛けて、どうにかこうにか仕事が回っていた。

自分は職場をひっかきまわしていただけ。

老人ホームで働いていて、デイサービスの利用者さんを車酔いさせたり、迎えに行って道に迷って相当な時間待たせたり。

そうだ、あの時は迷ったまま、結局その利用者さんのところにはたどり着けなかったんだ。

他の人が迎えにいったはず。

いや、どうだったか。

それすらも覚えていない。

 

 

車で通勤していたのだけれど、居眠り運転して崖の壁側に突っ込んだり。

スピード出てたら死んでた。

あるいは、崖の谷側に落ちていたら木っ端みじん。

よく生きていたなと。

 

そう、そんな風にまともに生きてさえいなかった。

働けるという状態には程遠いことがそれでわかる。

 

うつ病は、鬱になるのは発症後、かなり時間が経ってからのような気がする。

発症当時は、それどころじゃない。

落ち込むことにすら頭が回っていなかったと思う。

 

療養を始めて、いかに自分がダメだったかを思い知ったあたりから、激しく鬱に。

そんな順番。